音を過剰に感じる症状

女性

耳に現れる特徴的な症状

掃除機の音や人の話し声など、何でもない音がひどく響いてうるさく感じてしまうのは、聴覚過敏という病気の一種です。原因は主に3つあり、まず1つ目がストレスです。過剰なストレスを感じると、それが脳の細胞に影響を及ぼし、うつ病や過食症など様々な病気をもたらします。聴覚過敏もその1つで、突然発症することもあります。2つ目が、内耳の異常です。そもそも聴力が低下してきている状態だと、その低下した聴力をカバーしようと脳と内耳細胞との間に異常な力が加わり、音を普通より感じやすくなるのです。そして3つ目が耳小骨筋の異常です。音は、耳にある筋肉が委縮しそのボリュームを調整しますが、耳小骨筋と呼ばれる筋肉が異常をきたしていると、この調整が上手くいかず、音が耳にダイレクトに響いてしまうようになります。これが原因の場合は、同時に顔面麻痺を発症していることがほとんどです。顔面麻痺が耳まで浸透し、筋肉が動かせなくなるからです。また、聴覚過敏は大人がなりやすいと言われています。子供に比べ大人は筋肉の衰えも起き、ストレスも感じやすいからです。自分で聴覚過敏ではないかと感じたら、すぐにセルフチェックを行うと良いでしょう。セルフチェックが難しい場合、耳鼻科へ行きすぐに検査をしてもらうようにします。

耳鼻科でのチェック方法は、通常の聴力検査よりさらに精密な方法で行われます。これにより、聴覚過敏の原因も知ることが出来る場合もあります。また、チェックシートを渡して患者に記入してもらうというカウンセリングも、判断材料として取り入れます。そのため現れている症状は出来るだけ正確に記入しましょう。病院でのチェックにより聴覚過敏であることが明白になったら、すぐに治療を開始します。治療は、原因によって方法が異なり、医師が判断して個人ごとに決定していきます。通常は、薬物治療やカウンセリングなどを併用して行い、うつなどを併発している場合は抗うつ剤なども利用します。すぐに治ることもあれば、長期間治療が必要な場合もあるので、焦らず少しずつ治療を行っていきましょう。また、大人だけでなく子供が発症してしまうこともあります。子供は、大人に比べ聴覚が良く、また感受性も豊かで傷つきやすいので、治療はとくに慎重に行う必要があります。また、子供は聴覚過敏の原因が自閉症という病気に由来していることもあるので、その可能性がある場合はそのチェックも病院で行います。親のサポートが非常に重要になってきます。急に症状が出ても慌てず、冷静に対処することが大切です。

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